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さて

高野山からは

直接熊野本宮に行くことにしていた。

 

道中では

 

山越えの途中で

 

空海ゆかりの龍神温泉元湯に寄り、

 

さらに

 

熊野川上流の瀞峡めぐりもしてみた。

瀞峡は

太古より川沿いにそそり立ていた岩肌の変化が大変すばらしく、その豊かな水と渓谷の空気は十分に満足できるものである。

ただ、それにもまして瀞峡への道(川?)のりの、台風による傷跡に目を奪われ、想像以上に自然の脅威とその惨劇を目の当たりにすることになった。

 

さて

本宮での宿泊は

湯の峰温泉に古くからある老舗のお宿であった。

 

宿に入るとお部屋の半露天温泉にすぐ入る。

同じ田辺市だが、龍神温泉と湯の峰温泉では湯のあたり具合がだいぶ違った印象だ。龍神と比較すれば湯の峰は硫黄の匂いがわずかに香る湯で、あたりはさらっとした印象になった。

これが原因かどうかは分からないが、
身体の温まり方や肌の状態は龍神温泉の方が良かった気がする。

 

しかし

湯の峰温泉には
小栗判官の再生と日本最初の温泉地といわれるつぼ湯があるように

やはり

さすがにここの湯はなにか体だけでなく

心も

リフレッシュさせる力を感じさせた。

 

ただ、つぼ湯は正月のためか大変混雑し入れず、朝6時からオープンということで翌朝も行ってみたが、4組待ち(30分単位なので、つまり2時間待ちで時間指定はできない)で諦めた。つぼ湯の源泉は一日に7回も色が変わり、90度以上の湯をさましながら入るのが湯の峰流ということで楽しみにしていたが、今回は残念ながら縁がなかったようだ。

 

 

さて、全国的に言えば珍しくはないだろうが、

この旅館では
食事や飲み物はすべて温泉水を利用していて、
例えばしゃぶしゃぶでも具材を入れるのは

 

熱い温泉水のなか。

 

おかゆも、コーヒーを入れるのも温泉水で、

その再生力のためか

これらがとても美味しいのだから驚きであった。

 

 

 

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