院長のひとりごと || あらき漢和治療院

さて

年越しは北海道のニセコの予定ですが、

途中少しだけ函館に立ち寄りました。

ここ函館は
特に幕末にペルーがきて以来、

様々な歴史の渦中にあって
発展してきた町でした。

今後も
新幹線の延長が進むとのことで

もちろん

それによって栄えるところもありますが、

函館駅周辺はさらに寂れそうだと
地元の人たちは話しておりました。

実は、3.11の震災の際には
函館でも２メートルの津波が寄せて

海岸沿いが浸水のために

２〜３ヶ月営業ができなくなった
店も多くあったそうです。

それでも

そうした歴史をくぐりながら

さすが函館

とても美しい町並みがありました。

お食事も

おいしいですし、

津軽の海を目の前に、雪見の温泉が楽しめ

本州と対面しながらの露天は
とても味わいがありました。

・・・

さて、函館を後にして、
長万部経由で
満席の函館本線を利用して約３時間、

ようやくニセコの東山温泉に到着。

ニセコアヌンプリは、
あるオーストラリアの方が
母国に伝えたことがきっかけで

そのシルキーパウダーを求めて

世界中から人々が
訪れるようになったそうです。

そのためでしょうか、

ニセコの駅は閑散としてましたが
外資の経営となったこのホテルに
スキーのお客があふれにあふれて、

お料理も
おいしい素材に恵まれていますし

古くから働いている方には
本当にがんばっている
人がおりましたので

きっと

この時期だけなのかもしれませんが

普通のサービスすらままならない
と感じる残念なことが多くありました。

笑顔があればいいわけではありません。

ただ、
伊勢路を経由して
まさに良い気をいただいたおかげでしょうか

お部屋には

とてもすばらしい羊蹄山が現れてくれました。

前年の年末年始は猛吹雪の毎日だった
と聞いてさらに驚くほどの
連日素敵な景色をいただき

また
贅沢な初日の出には本当に言葉もなく

ただただ、拝するのみでした。

どうそ、本年もよろしくお願いいたします。