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|| 五月||

お伊勢参り1 | お伊勢参り2 | 北海道1 | 北海道2

 

海や川や山からの

巡る
生命(いのち)の様々な恵みを

 

八百万の神さまからの大切な
イタダキものとして
感謝をしながら
狩猟をした

縄文の人たちにとりまして

 

大陸より伝わった農耕を
生活の礎とする


弥生の人となることは

たとえ段階的だったとはいえ
大きな歴史的転換でしたでしょう。

 

ですから
農作物の安定した収穫を求めて

お日さまと

 

お月さまが

 

いつもどおりに現れてくれることを

 

その動きを見つめつつ

 

こころより祈っていたことでしょう。

 

そのことに思いを馳せながら
外宮から内宮を訪れ

ふと
日の動きに目をやりますと

 

宇治橋の鳥居は

 

日の出をとらえて東に向かい

 

五十鈴川に沿った

 

参道を回り込んで参りますと

和御魂が鎮められている正宮は
日を浴びるように南面に祀られており

 

また外宮と同様に

深い森の中に包まれるように

 

荒御魂や土・風・月などの御社が

穏やかななかにも厳かに
祀られておられました。

 

さらに

西行も住んだといわれる
二見浦の夏至の時期には
岩間から日の出が現れる

夫婦岩ですが

神宮に対し鬼門の方角に配されており
その方向の遥か彼方に
富士(不二)山が。

 

これらのことを思いますと


この伊勢の地においては
絶えず天文をみつめながら

不意に荒ぶる海山の神さまと
安定を示す日月の神さまの
調和の祈りが行われていた
のではとみる事もできます。

 

また
これこそが
八百万の神さまと
天照大御神さまの習合
ということなのかもしれません。

 

つまり古き古代の日本とは
自然の脅威と向き合うなかで

漢の力は借りたとしても

様々な神の統一をせずに
お互いの存在を守りつつ

パワーバランスを大切にして
さらなる大きな和力を育んた


まさに

大和の時代といえるでしょう。

 

 

翻って

便利さや
経済を優先し
ある意味、日本は
世界一になりましたが
なにかを失ってしまった現代。

 

確かに時代はグローバルに
なったのかもしれませんが


刻まれた
その歴史から
その思いをもう一度
みつめなおしてみることが
必要な時期にきているのでしょうか。

 

自然のバランスを素直な心でみつめながら
再び古代の意識に触れることで
日本のこころを感じたい。

 

今回の年末は

穏やかな日差しのなか
大きな気をいただだきながら

誠に

すばらしい伊勢路となりました。


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