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南仏C-1 | 南仏C-2 | 南仏P-1 | 南仏P-2 | Paris-1 | Paris-2
パリでも、朝一番で朝食をとりまして
ロワールの城の観光へ。
日本人ばかりの
大型バス2台で移動です。
近年は
冬でも太陽が出る事も多いそうですが
でも気温は0°。
天候が良いためか
北海道とは比較にならないほど
延々と続く田園風景が
美しく感じられました。
ただ遠くに
原発の煙も
立ち上っておりますね。
・・・
ところで
最初の見学地は
ロワール全体にかかった
霧に
包まれてはおりましたが
かえって幻想的な登場となった
シャンボール城です。
フランソワ一世がイタリアを意識し
狩猟用の敷地の中に
建てたお城という事。
フランス・ルネッサンスと呼ばれる
素晴らしい天井の造形や
様々な装飾に絵画、
ダ・ヴィンチが
設計したといわれる
ラセン階段や
にょきにょきと生えた
複雑な塔の形状など
飽きる事なく
楽しむことができました。
・・・・・
さて
昼食は
仏蘭西に来ましてようやく
優しいお味をいただき
ほっと一息。
そのお食事のような
ふわーっ
としたこの地域の空気感は
直線的な
仏蘭西的な道に導かれるものの
素朴に広がる
田園の原風景と
ゆったり流れる
悠久の時が
醸し出しているのでしょうか。
それだけに、ここにそびえる
シュノンソー城の妖麗さは
何か
異様な感じがいたしました。
ただ
その妖しい佇まいは
にぎやかな宴を催したギャラリーに
溢れるように置かれた
伊太利亜文化と
宗教戦争による大量の血が
そう感じさせるのでしょうか。
結局は
カトリーヌ・ド・メディシスの思いが
今でも溢れているのかもしれません。
・・・・・・
最後は
クロ.リュセ城です。
こちらは
お城と呼ぶには
意外なほど小さい印象ですが
なぜ
モナリザが仏蘭西にあるのか
ダヴィンチがどれほどまでに
絵画以外にも
様々な才能に溢れていたか
といったことを
肌で
感じられる場所でした。
すぐ近くには
アンボワーズ城がみえるのですが
車窓だけなのも頷けます。
さて往復で
約12時間の観光ですが
南仏とは違う景色になにかほっとして
セーヌ川沿いの
街の灯りが眩しかったです。
ところで年末なのに
道路が全く混みませんでしたが、それも当然。
パリの人は商売気がないのでしょうか、
夕方の6時には
お店は終了しておりました。
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