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聖地へ | 巴里の近郊とゴッホ | 巴里の街1 | Louvre | 巴里の街2

 

あっという間の仏蘭西最終日は
出発時間まで巴里を自由にとのこと。

 

ただ
年末ですし

前日の車窓の風景でも
教会や美術館の入場は厳しそう。

 

そこで

ピラミッド界隈のスーパーや
ブティックにたち寄りまして

 

塩の花や
お手軽なバッグなどの

 

お買い物と

 

Palais Garnier に参りました。

 

巴里の
古き街並みの変革は

ナポレオン3世の
巴里大改造の構想を

当時

知事だったオスマンさんが実行。

 

特に

この Palais Garnier は
それまでの伝統を越え
ガルニエさんが設計し

その

内部空間のどきどきに

とても
期待をいたしましたが

あまりに
様々に溢れる様式や色に

ざわざわと
不協和音が響いておりました。

 

ただ

当時としてはめずらしく
内部に鉄を使うことで

後に描きなおされた

 

天井の

シャガールさんの絵の色彩を包む

 

壮大な空間が支えられて

優雅な
気分は味わえます。

 

この
Palais Garnier の

様式の革新から

 

当時は
相当に批判を受けたとのこと。

 

それは

その後に建てられた
エッフェルさんのEiffel 塔も同様で

しかしいずれも
今では巴里の象徴に。

はたして
何がよいのか、わるいのか。

 

 

ところで
あの怪人さまご指定の

5番のボックス席は

 

様々な言語や映像で示される
イヤホンガイドに案内されて
すぐに場所が分かりましたが

 

そのタブレット型イヤホンセットは
パスポートと引き換えの貸出しなので

ちょっと

ハラハラしてしまいました。

 

・・・

 

さて、お昼は

器一杯のムール貝
をいただきまして

 

Galeries Lafayette へ。

 

これもまた

とても大きな空間と
年末の人の多さも加わって

 

お買い物を
する気になりませんでしたが

屋上から観る

石灰岩で作られた街並は

 

古き情緒にあふれていて

 

なんとも

夕日が
映えておりました。

 

さあ

その日の暮れるのが早い巴里の
出発の時間も近づきましたので

Cars Rouges の2Fから

 

再び街めぐりをしましょう。

 

またまた車窓
ということですが

 

このバスには天井がないので

街の
音と空気を存分に味わえます。

 

しかし

バスがなかなかこなかったり
雨に降られたり、故障したり

あらら

僅かな時間にもハプニング続出。


それも思い出、ですね。

 

・・・

 

さて

今回、冬の仏蘭西の旅に参りまして
久しぶりの欧州でしたが

その

古きも新しきも
どの一瞬のどこを切り取っても

絵になっている

 

様々な記憶が渦巻く場に浸り

まさに

豊かな華やぎを

味わう旅となったのでした。



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