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|| 五月||

京の初夏1 | 京の初夏2 | 京の初夏3

 

さらに、東と西。
つまり、青龍と白虎。

ここには
北の山々から送られる気を守る
豊かな水が必要でした。

 

まず
青龍につながるは、貴船川。

 

貴船では
鞍馬川とともに
水が大切にされているのは

 

京都の東を支える、

 

その鴨川の水源と
なっていることを考えれば

 

至極もっとも。

 

だからでしょうか、

さりげなく、舟形の石庭もおかれておりました。

重森 三玲によるそうです。

 

・・・・・

 

また、

月が宿るといわれた地の

 

陰陽を分けている

 

西を支える

 

松尾の水の豊かさは

 

お酒の神さんに守られておりましたが、

 

そこに流るる、桂川。

こちらも以前は随分と暴れていたとのことでしたが、

それでも初夏の、この白虎にかかる

 

渡月橋の風は
なんとも言えず爽やかでした。

 

どんなに時代が変わりましても

 

その芯は脈々とそこに受け継がれている、

 

それが京都、なんですね。

 

改めて、
温故知新の旅を
させていただきました。

 

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