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今年の初日の出は

アンコールワットで。

 

早朝4時の出発ですが

輝くレイラインを

 

待っていると

 

いつの間にか

これぞアジアの風景ともいえる

水辺のたくさんの人々。

そこで

空を見上げてみましたら

左手側の北の方角に北斗七星がありました。

 

この北斗七星が

思いのほか地平線に近かった。

つまり

赤道に近いこの地の北極星は

地平線に近く

普段日本で観じ体感している

 

北極星を中心に

世界が回るという意識が

自分の周りに宇宙が回るような錯覚に。

 

ここは

自己と宇宙を結ぶための

壮大な装置だったのでしょうか。

 

・・・

 

とはいえお陽さまの光は

 

ラテライトの鉄へも

 

蓮の花へも

紅く美しい輝きを届けておりました。

 

・・・

 

それだけに

思いがよぎりますのは
大戦中の仏蘭西や日本、

その後

亜米利加、中国、露西亜の思惑の狭間で
文革やベトナム戦争の嵐に煽らた
クメールルージュ。

 

なぜか

中国、米、英らの支援の中
革命という旗を振りかざし

国民のためといいながら
理想郷を作るといいながら

たった4年弱で

誰がみても全うな数百万の人々と
多くの伝統や文化を死に至らしめ

 

そして

地雷

という負の遺産まで未来に大量に残した。

 

クメールの

 

女神が
再び微笑むのはいつの日か。

 

ただ

欧米の著名人だけでなく

この地を観じた

多くの国の人々によって

 

光が当てられておりますし

年末より

AECの一員として

新たな覚醒も始まっているようです。

 

誕生して20年の

 

しかも

15歳以下が3割も占める

古くて若いアジアの王国が

 

また大きく羽ばたいて

 

豊かな川や湖の力により

 

肥沃な大地を

 

豊かに実らせ

 

一人一人が個の力をつけることで

再び

安定した国になってくれることを

 

心から祈っております。

 

・・・・・

 

帰国後はそのまま

今年も穏やかな

日本の初詣に

 

行って参りました。

 

改めまして

良い申年となりますように。


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