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宮島への道のりは
意外に遠く
その足に
レンタカーを選びました。
そこで
足立美術館へ。
ここが所蔵する大観などの
品々も大変に素晴らしいですが
やはり
このお庭。
これはまさに動く絵画です。
なぜ、こんな町外れにあるのか
と車内で思ったのですが
この借景の為だったのですね。
庭と自然がまさに
渾然と一体。
ここに言葉はいりません。
残念ながら
外には出る事はできませんので
回遊はできませんが
この暑さですから
問題ありません。
魯山人展もすばらしい。
・・・
ところで
松江は古代出雲の様々な神話の地ですので
様々な史跡がありますが
途中
車窓から看板をお見かけしましたので
こちらに伺ってみました。
よもつひらさか。
この奥が黄泉の国ということ。
しかし
google map でみても
意外に民家は近く
実際には
奥行きはないのですが
もしや
下から湧く
なにかがあるのかもしれない
感じが いたしました。
さて
この場所で大国主命が
国作りを命ぜられたともいわれますが
この岩の間から
イザナギさんはイザナミさんを
振り切った。
その後、
その穢れを落として生まれたお一人
スサノオさんが
御祀りされているといわれ
意宇川を渡す
八雲橋の先の
熊野大社へも
お参りいたしました。
こちらは
紀伊の大社の元ともいわれ、
初めて火を生み
「日本火出初之杜」と呼ばれる
由緒あるお杜です。
その火とは
製鉄のため?でしょうか。
また、
あとで気づいたのですが
なぜかこちらの鬼門の方角に
先ほどの黄泉比良坂が。
偶然か、必然か。
・・・
全くつきない神話の
ロマンですが
やはり
リアルな時間はすぐつきて
できたばかりの高速で
山陰から山陽に山越えで移動です。
それは
とてもとても単調な道のりでしたが
ようやく
見えた宮島に
ほっと一息。
しかし、さすが瀬戸内
お宿の穴子めしは
とてもふっくら、
おいしく戴きました。
・・・
さて
翌朝の宮島へは
フェリーで。
いくつかの会社から
一番鳥居に近づくという
触れこみのフェリーに決定。
しかし、当然です。
フェリーからみえる
鳥居は思いのほか小さかった。
うーん、ちょっと微妙です。
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